毎日、わたしの口は、「ありがとう」という言葉を発している。
このことはいいことである。
しかし、この言葉に慣れることによって、「ありがとう」が”当たり前”になってしまう。
“当たり前”になると、「ありがとう」と感謝を伝えることが、作業のように形式化してしまう。
人は、”当たり前”だと思っていたものがなくなったときに初めて、これまであったものがどれだけ”有難い”ものだったかに気づくという。
しかし、毎日”当たり前”のものがなくなったときのことを考えるのは難しい。
床に着いたとき、今日一日で自分が「ありがとう」と伝えたこと、伝えられなかったけど心のなかで”有難い”と思ったことを思い出してみる。
そのときは忙しかったり、急いでいたりして、形式化していたかもしれない感謝の気持ちを、思い出すことで、”有難い”ことだったと、心からそう思えるだろう。
また、時間のあるときは、日々伝えきれずに溜め込んでいた感謝の気持ちを伝えるために、相手が喜ぶサプライズを計画してみるのもいい。
とにもかくにも、感謝は定期的に放つことが大切だと思う。
不安など、ネガティブな感情だけではなくて、感謝も溜め込みすぎると日々の幸せに気がつけなくなる。
溜め込んでいた感謝は、夜空に輝く星のように、きれいに世界へ放つことができる。
これは素晴らしいことだ。
今日、夜空に星を浮かべてみよう。いい夢がみれそうだ。
________ありがとう_____________________________。
2/14/2025, 2:25:45 PM