届かない…
あとちょっと、、
もうちょっと、
そう手を伸ばした時、手を引かれる。
後ろへ
いつも自分には邪魔が入る。
何故自分が一番になってはいけないのだろうか
何故自分はいつも支援学級の子の世話をしなければいけないのだろうか。
いくら手を挙げても当てられない挙手
いくら賞を取ったって飾られない賞状
いくら真面目にやったって壊されるグループワーク
親も先生もトモダチも、大っ嫌いだ!
そんな事言ったって飽きられて終わる小学生。
トモダチも大人も話が通じない。
酷い話だ、2歩3歩先を歩くと、3歩4歩と後ろへ戻される。
アホらしい。
確かに取り繕う方が楽だ、川の水のように流れるだろう。
じゃあ、俺が、水を増やして、大きな石を置いて制御の効かない濁流にしてやろう。
2歩3歩先を歩かしてくれないなら、手が届くまで勝手に歩いてやる。
そうすれば、
そうすればきっと、
俺がもっと凄いと分かってこっちを見てくれるだろうか?
5/8/2025, 4:01:30 PM