夜の帳に燦然と輝く街明かりは
人間の文明の象徴だと思う。
高層ビルやタワーが光る様は都会の証であるし
憧れを持つ人もいるかもしれない。
私自身は、街明かりに憧れを持つ事はないが、
街明かりに人の存在を感じている。
街明かりに紛れ光る窓一つにしても、
その中では働いている人がいるのかもしれない。
または、仕事を終え一息ついている人がいるのかもしれない。
もしくは、家族で団欒しているのかもしれない。
はたまた、勉学に追われる学生がいるのかもしれない。
そんな沢山のかもしれないが、明かりが灯る窓の分だけある。
街明かりは、そこで生活を営む人達の物語の概算数を教えてくれている。
そう思うと、街明かりを尊く感じてしまうのだ。
7/8/2023, 11:40:39 AM