『無色の世界』
朝、起きると、世界から色が無くなっていた。真っ白だ。右を見ても、左を見ても、上も下も真っ白だ。
それに気づいているのは、どうやら俺だけらしい。
居るのか、居ないのか分からない見た目の人達からは、ちゃんと秩序が保たれた言動が聞こえてきてるから、この世から無くなったのは本当に色だけらしい。
しかし、困ったな…俺は先月会社を辞めて、休職中だ。それなのに、この世界の状況を理解しているのは、俺だけだ。
俺は無職で無色の世界を生きることになった。この肩書き居る?誰にも伝わらないのにーー
4/18/2026, 11:13:35 AM