小学生の給食

Open App

「手を取り合って」
ある日僕の学校に転校生がきた、その子はとても綺麗で神秘的な魅力があった。その子の名前は佐久夜(さくや)と言うらしい。少し不思議な、名前に感じたがそんなこと気にならなかった。
数週間たったら皆少し不思議な彼女から離れていった。だがそんなことは関係なく僕はよく話しかけていた。そんな彼女と少しずつ仲を深めていった、とある秋が近付いた日、彼女に裏山の崖近くに連れていかれた。どうしたか聞くと、なんと学校を去らないと行けないらしい、僕は「絶対にそんなの嫌だ」と言った。その時彼女がこう言った「それなら私と一緒にくる?」そんなこと言われると思ってもいなくて、とっさに「うん」と言ってしまった。その瞬間彼女が僕の手を取って、崖から落ちた。

~三日後~
「次のニュースです、二人の小学生が行方不明になりました。警察は捜査をしていますが周りの目撃者からの証言では『不意に山を見たら子供二人が崖から落ちてきていて、すぐ駆けつけたら落ちた子供もなにもいなかった』だそうです。」











ここで一言メモ!
女の子の名前を佐久夜(さくや)にした理由
木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤヒメ)と言う桜の如く華やかに咲いて、桜のように儚く散った絶世の美女。まさに美人薄命を絵に描いたような神様がいたようなので、綺麗で神秘的な魅力があると言うことを取って佐久夜にしました。

「もしかしたら、佐久夜は神様だったのかもしれませんね,」







7/15/2024, 4:12:23 AM