空を映すビー玉のような海を閉じ込めたガラス鉢のような当たり前の如く甘えてくる子猫のような生まれたばかりの魂のようにキラキラした星のヒトカケラを拾い上げフゥーッと息を吹き込んで紺色のビロードが拡がる空へ送り出す嘘つきな僕には手に余る軌跡を描きながら彼方へ飛んでゆく君を眺めながら目を細めた
7/30/2023, 12:03:37 PM