彼岸花

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#太陽

君と僕は真逆の存在
朝に、夜に、お互いにすれ違って

会えたと思ったら
すぐに消えてしまう
まるで時計の針のように

年に何回か、
僕は君を食べる

食べて、食べて

結婚指輪みたいなダイヤモンドリングをつくって
君にアピールするんだ

でも、君が僕を食べようとするときは
必ず地球というやつが間に入って邪魔をする

でもね、そのとき僕と君の色は混ざり合って
ルビーみたいな淡い色合いをつくる
その瞬間が一番好きだよ

僕の一生は、常に中心に君がいる

たとえ、同じ空で
軌道軌道上で

お互いに顔を見れなかったとしても

君が僕を照らしてくれるから
僕は輝ける

その精一杯の温かさをいつかは君に返せたらいいな

月の僕から、太陽の君へ。

8/6/2024, 1:14:28 PM