NoName

Open App

優越感、劣等感

優越感、劣等感そんなものは50も過ぎるとどうでもよくなるよと、父ちゃんは笑ってる。

最後に笑え、最後に笑えれば大丈夫と私に教えた、父ちゃんは、「あゝ人生に涙あり」という歌が好きだった、ご存知水戸黄門の主題歌です笑笑 あの歌は人生の哲学が詰まっているのだそうです。あの歌を聞くと父ちゃんを思い出します。

人生楽ありゃ苦もあるさ
涙の後には虹もでる
歩いてゆくんだしっかりと
自分の道を踏みしめて

人生勇気が必要だ
くじけりゃ誰かが先に行く
あとからきたのに追い越され
泣くのがいやなら さあ歩け

人生涙と笑顔あり
そんなに悪くはないものだ
なんにもしないで生きるより
何かを求めて生きようよ

父ちゃんは、自分の葬式はこの曲で送ってくれと言っていたので、そうしました。

父ちゃんが死んだのは私が15の朝だったので正直この歌を流すのは恥ずかしかったけど突然で何ひとつ思いつかなかった手向けに、よく父ちゃんが酒を飲みながら言っていた言葉を守ったよ。

父ちゃんに聞いてたかな。

私は、最後に笑えの言葉通りに笑顔浮かべて眠ってる呼んでも叫んでも起きてくれない父ちゃんを見て、駄々っ子みたいに泣いて泣いてばあちゃんに叱られたっけ笑笑

あの時はそんな風に思わなかったけれど
この歌いい歌だよね父ちゃん。

今なら分かるよ。

やっぱり黙っていたら駄目だ
誰かの身内が亡くなって苦しんでいる
人が見る幻影を、それがなんだかわからずに
「怖」なんて平気で言うような子供か大人か分からないようなの育てちゃ駄目なんだ。

何故なら、そんな人の子供そんな人に育てられた子供が虐めをするようになるからだ、嫌われても構わない誰かが言わなきゃ分からんなら言ってやる。

そんな奴は不満ばっかり並べて粗探して「怖い」「傷ついた」「不快」ばっかり数えて他人ばかりに求めて生きようとしているんだろニート!お前を気持ちよくするために地球は回ってない!

きっと劣等感のかたまりで優越感が味わいたいから、文句たれるんだろ、嫌いなものにしがみついて、自分の好きなものだけ見せてくれって口あけて鳴くんだろ。

うっせーわ!

令和6年7月13日

心幸
 








7/13/2024, 1:26:44 PM