麦わら帽子のあの子は、今日も寂しそうに川を眺めている。
その子は、雪のように肌が白く、炭のように黒く染まった髪をしていて、真っ白で薄手のワンピースを着ていた。
年齢は10代といっていいだろう。
その子は、人からは透明人間扱いをされていて、いつもひとりぼっちだったと言う。
そのせいか君と僕は妙に相性があった。
彼女が嫌いな色は赤色で、嫌いなタイプは目がつり目になっている人、そして嫌いな場所は、神社と道路らしい。
そして、いつも帰るときには、「もう帰っちゃうの?寂しいよ、怖いよ、ねぇ明日も絶対来てくれるよね?、絶対に約束だよ」と言う。
しかし、君とだんだん仲良くなっていくたびに、周りの目がおかしくなる。
そんなある日、ある坊さんが僕にこう言った
「こりゃぁ、たくさんついとるな」って
ある日、出掛けていた家族3人のうち全員が交通事故でなくなったらしい。
夫婦ともに即死だったが、1人の女の子だけは、まだ生きていたらしく、苦しかったのかこう叫んでいた、「ねぇ、寂しいよ、こわいよ」と、その子を見るにはもう悲惨過ぎて見るに忍びなかったらしい。
真っ赤に染まったワンピース、真っ黒に染まった髪の毛、そして雪が透き通るように美しい白い肌
そして犯人の特徴は、つり目だった。らしい
涼しくなりましたか?
夏なので、、、
8/11/2023, 4:01:28 PM