ルンド

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あなたがいたから私は病んだ。あなたがいたから私は立ち直った。あなたがいないと私はどうなっていたのだろう。あなたは私の生き方で歩んでいく道の道端にいる人だ。あなたが道端から声を掛ける度に私の道が分かれていって選択肢が増えていく。あなたは僕のせいにしてもいいと僕が責任を取るからと私にいう。だから私はあなたのせいにする。あなたがいるから、あなたがいたから私がいる。あなたがいないと私はいない。だから私はもういなくなる。私の道は霧に包まれた。道端にはもう誰もいない。声が聞こえない。どんな声だったのかも分からない。もう右も左も前も後ろも今の場所でさえ分からない。あなたは歩幅を合わせてくれた。私の、私に合った歩幅を教えてくれた。私はあなたみたいにはなれない。あなたがいて私は成り立つ。最後まで自分勝手であなたの思う私には恐らくなれなくて、ならない。会ってもきっとあなたは怒らない。笑うんだろう。笑顔の練習終わったから会いに行くね。初めて私から向かうね。はじめのいーっぽ!

6/20/2024, 12:10:52 PM