「今日はありがとう。また会おうね。」そう言って君は、僕の車の助手席から降りる。いつもの場所、いつもの時間、いつものセリフ。君も僕も本当はすべてわかってる。互いに恋人がいるのに、会うことの罪深さを。僕がまだ君を好きだってことを。そんな不都合を「親友」と言う名の仮面で隠し、居心地のいい関係を続ける。車を降りる君の右腕を掴み、「行かないで」「ずっと側にいてほしい」この言葉が言える勇気があれば良かったのに。〜行かないで〜
10/24/2022, 1:53:39 PM