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(あくまでも創作です)

(日常)

昼近く、やっと目が覚めた。まあ明け方まで起きていたのだから仕方がない。私は横たわったまま、ゆらゆらと体をくねらせほぐしてから起き上がった。
風呂を沸かし、昨日の洗濯物を取り込んで仕舞い、空いた竿に布団を掛ける。入浴のち朝食だ。それから洗濯。さて今日は(買い出しとログボノルマの他に)何をしようか。
仕事を辞め、ハロワ縛りも過ぎてしばらく。貯金で気ままな一人暮らしを堪能している日々。
先ほど、「何をしようか」と書いたが、良く言われるし、ニートが続かなかった人によくある「毎日(暇を持て余して)何してんの?」は全くもって心配御無用。この「何」とは言い換えれば「やりたいことのどれをやろうか」なのだ。読書、録画消化、ゲームかはたまた気まぐれに何か書く(描く)のもいい、コレクションを眺めてぼんやりするのも満たされるし、などと書き出せばきりがなく、むしろ働く時間など無い。
金さえあればいつまでもこうしていたい。家族もそうだが、元から少ない友達というものも、ずいぶん前から疎遠になっており、今や傍目には「無敵の人」かもしれないが、そんなことをする筈がない。だって今の生活にほぼ不満が無いのだ。わざわざ騒ぎを起こしてまで楽しみを終わらせるなど、冗談でもやめてくれと言いたい。何人たりとも、慎ましく、けれど払うものはちゃんと捻出しており、最低限の社会義務は果たして暮らしている私を引っ掻き回す権利は無いし、こちらも皆さんの生活にとやかく口を挟むことは無い。せいぜいツィッターでポチポチ反応する程度だ。

やがて夜になり、日付も変わるが、今朝起きた時間を考えると、すぐ寝るのは早いしもったいない。もう少しなら……。
先々など、いろいろ考えないといけないことはままあるが、急ぎではないし、明日は○◯をやらねばならなくて、それどころではない。
とりあえず寝よう。風呂は起きてからでいいや。私はゆっくりとパジャマに着替え、そのまま布団に転がった。さあて今日おしまい、また明日。

(くれぐれもフィクションですが、そうでない部分も無くはない)

6/23/2024, 7:56:00 AM