パラレルワールド
人生を否定、考えない事によって、僕はその世界に没頭していく。
1日限りの この世界。
標高2000mの世界
天気は目まぐるしく変わり、その大地に僕は立っている
いつもの雑踏や汚染した空気。車の騒音、スマホの着信音もない静寂な世界。
手を伸ばせば雲を掴み、太陽を独り占めし、清らかな空気が僕を包み込んでくれる。
時折会う、人の暖かさと懐かしさに触れ、ただただ、自然と自分に向き合う。
そんな世界に、僕は生きてる。
この世界こそがパラレルワールドなのか?
僕という人間を否定される現実
悩み、苦しみ、悲しみ、そして妬んで、恨んで。
そんな現実世界に帰りたくない
現実の全てが解放され、僕という人間が肯定される。
この世界で、確かに僕は生きてる。そんな実感が湧く。
永遠に旅したい。永遠に留まりたい
1日限りの この世界
でも、1人は、やはりさびしいから
「君も一緒に、歩こう」
ようこそ、僕のパラレルワールドへ
9/25/2025, 10:45:22 AM