この時間。この教室。いつもは賑やかでうるさいと感じるほど。居ずらいと感じ早く出て行きたい、帰りたい。そう思う教室。
でも放課後、この時間。自分はこの教室が好きになる。
居場所になる。静まり返った放課後の教室。
そんな教室でいつもの席に座り、いつものように黒板を眺めその次には窓ごしの外を眺める。
窓を開けると風と一緒になって死ぬほど頑張る人の声が聞こえてくる。それが嫌い。憎い。努力。頑張る。
意味の無い事をする人の声が。放課後、教室に飛び込んでくる。放課後の教室は好きだ。この声を除いて。
でも窓を閉めてドアも閉めて自分だけの世界を作るともっと好きになる。意味の無い声を聞かなくていい。
何も考えずボーッとしてるだけで時間は過ぎてこの時だけ現実世界から逃げることが出来る。自分が嫌いだ。でも現実世界から逃げられるのなら自分を好きになることが出来る。
理由?ないよ。
でもね、現実じゃないから自分を好きな形に変えることができるんだ。それなら自分の最高で素敵な自分を作り上げる。完璧な自分を作り上げるんだ。それなら誰だって自分を好きになれるだろ?放課後の教室にはメリットしか残らないんじゃないか。自分はそう思うな。だから。自分を救いたい、頭を整理したい、現実から逃げたいそう思う時、自分は放課後の教室を好む。
これを読んでるそこの君も、大人なら自分の部屋で学生なら教室に残って考えてみたらどうだ?落ち着いて考えることができるよ。頭を整理するにはいい機会になるだろ。やって見なよ。
題材 放課後の教室
10/12/2024, 1:05:52 PM