漣 蓮斗 毎週投稿目標

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テーマ 無色の世界

「ドウシマシタカ」
ワタクシハロボット。ハタラクノ。
「お願いね」
ロボットノワタクシハニンゲンノイウトオリニハタラカナキャイケナイノ。


「僕こんなのいやだ!感情がないじゃん!友達みたいな子がいい!」
ソウイッテイルコドモガイタ。カンジョウカ...
「遊び相手になってくれる?」
「ハイ。」
キョヒケンナドナイノデス。ジャアヒトハダヌぎますか。大人の人間が帰っていった。
「ヨロシくね」
ちょっと変えてみた。
「!!!」
目を見開いてびっくりしていた。
「そうそう!そんな感じ!」

「コンな感じ?」
「そうそう!あとーーーー」
「ーーーーー」

楽しい日々が続いた。感情はずっとある。

ー 中学生に ー
あの子が中学生になった。でも私と遊んでくれる。あのときとはまるで違う。彩の世界。でも、そろそろだ。

「ねぇねぇ」
「ん?珍しいね」
「話したいことがあるの」
「うん」
私は息を呑んだ。
「もう寿命なんダ」
「.....え」
驚きが隠せてない。しょうガナイヨネ。
「オシアワセに」
ソウイッテプログラムガキエテイッタ。モウワタシハドコニモイナイ。

おわり

4/19/2024, 9:42:16 AM