放課後
「後ろの正面だーあれ」
私達は放課後になるとよく篭め篭めをやる
「後ろの正面さんは、ん〜…?」
瑠衣が、答えようとしてるけど誰かわからないらしくそれが実に奇妙で浅はかで面白い、
「後ろの正面さんは〜、 靴黄色、」
弾んだ声で双子の璃奈と華音は、言う。
何時もの放課後で、何時も道理やる篭め篭め。
「稲瀬〜ちゃん!」
その場は私の名前で固まる、え?何で……なんにも言わないの?
「冗談寄せよ……今はそんの名前出すな…」
その声を発したのは、夏君だ、ねぇ……
何?何で? 私悪いことした? ねぇねぇ!
少しこの場を整理しよう、私が璃奈と華音の隣に居て……少し…てか、数cmの後に瑠衣が居てその後に……あれ? この人誰だっけ?
あれ?私この子の名前知らない、
瑠衣が小さく言った
「ごめん……もう稲瀬はこの世に……存在しないしね、」
少し俯き、泣き崩れる皆、
え?私死んだ、
そこからバッと記憶が入ってきた、私が学校の帰りに誘拐されて、 そこから殺されて……あ、
「クソほど私呆気ないじゃん」
腹に痛みが走る 首から冷や汗が滝のようにでる
あっ、 私、 ______███じゃん、
10/13/2024, 7:48:48 AM