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あの人は無数の日記に埋もれていた

長いこと細々とつけていたようだ

彼以外の誰も開いたことはない
彼が決して許さなかったから

いつしか彼は1人でそれらを処分した
いつだったのかは誰にも分からない

しかし、彼の手元にはいくつか残っていた
 
そして今日、
それらは彼と共に灰になった

骨の髄まで焼き尽くす炎の前に
薄い紙たちはなす術もなく
全て塵となり灰となった

日記に何が書かれていたのか
今となっては死人に口なしである

1/18/2026, 3:21:23 PM