突然気づいた。ここが本当はどういう所か何もかもが自分に対し厳しく、尖った切っ先がいつも周りを囲んでいるような助けを期待できる優しい岸辺も、息をつける安全地帯もない常に感じる圧迫感は大気が全て透明な粘土に変わってしまったかのようだ窓のない廊下が永遠に続いてるかのようで目眩がする携えることのできるのは使い道のわからない道具たちだけそれでも呼ぼう、ここを楽園と。君にだけはわかるはず。誰も知らぬ僕の心を読んでくれた君にだけは。
5/1/2024, 3:32:21 AM