『怖がり』
平凡な、いつもの夜。
部屋には私1人。
布団に入り、眠ろうとした時。
突然、過去の記憶が流れ込む。
つらかったこと。
悲しかったこと。
悔しかったこと。
私は、ここにいていいんだろうか。
ここで生きていても、私は、、
そんな考えが、脳を支配する。
「安心して、大丈夫だよ。」
そんな言葉はどこかへ行ってしまって。
不安と恐怖に襲われる。
怖い、怖い、こわい、
それしか、考えられなくなる。
涙が止まらない。
呼吸が乱れる。
何とか、意識を戻そうとする。
大切なものを抱きしめる。
彼からもらった、大切なぬいぐるみ。
優しさが流れ込んでくる。
幸せな記憶が、心を包んでくれる。
不安や恐怖から、遠ざけてくれる。
少しずつ、息が整う。
ここにいて大丈夫だ。
私はここにいていいんだ。
大丈夫、大丈夫。
怖がりになる夜。
でも、あなたのおかげで乗り越えられる。
布団の温もりに、身を任せる。
大切なものを、そっと枕元に置いた。
3/16/2026, 2:25:08 PM