月影 零

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君は僕にとって月明かりの様な存在だった。
太陽のように目が眩むほどの眩しい光じゃなくて
僕の歩む道を優しく照らしてくれる、そんな光。
君の隣は陽だまりのように暖かい。
君が居るから僕は迷わず歩けるんだ。
キミがいるから僕は笑って生きていけるんだ。
だからね、ずっと君の隣を歩かせて。

『キミはいつまでもボクにとって特別な人』

そうやって言ったら君は花が咲いた様に優しく笑った。
僕はその笑顔に心臓を掴まれたような気がした。
この気持ちはきっと--

3/23/2023, 10:30:24 AM