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満開の桜よりも春の陽よりも
肩越しのあなたの笑顔こそが春に見えた。

第一高等学校の入寮式を終えて、この手紙を書いている。返事を読んだ。忙しいのなら、と貴女は言うが、吾妹が恋しくて不可無いのだ。寮歌の「春爛漫の花の色」という詩に貴女と見た桜花を思い出す。卯月の爛漫な君に、また会える日を楽しみにしている。
【春爛漫】2024/04/11
インフルで頭が回りません。今回のようなヤマオチなしの雑駁な文章が少し続きます。

4/11/2024, 3:54:35 AM