ライ麦粉

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 どんな言葉も、芯にはその想いがあるだろう。
 もしかしたら、自覚はされないかもしれない。思ったものと違う感情や情報が伝わるかもしれない。
 それが、嫌で。
 より正確に、より複雑に、言葉を編んで、誤解のないよう、正しく意図する所が伝わるよう、慎重に、臆病に、一語一語紡いでいく。

 ──ああ、神よ。

 その願いの果てに、我々はバベルを建てたんだ。

 それはそんなに、悪い事でしたか。

【伝えたい】

2/13/2023, 7:13:21 AM