これからも、ずっと
前のお題で止まっているので。
今日は先にそっちm(__)m
#沈む夕日
■#それでいいの続き(任侠、昔馴染み)
以前の読んでて、ギスギスのままがいいって方は、スルーして下さい。
軽いオメバガ描写で遊んでますが、気をつけたので※はいらないかな^^;
口の端の裂け目に触れる。
舌打ちを、ひとつ。
「……どっちだ?」
二人、並んだ。
視線は合わない。
「……俺じゃないっすよ。俺、落とす係っす」
……まだ残ってる。
こめかみの奥が、重い。
――盛(も)りすぎなんだよ。
浅く息を吐く。
「……だって、立(りつ)さん暴れるから」
真(まなと)に、眉を寄せる。
言い返しかけて、やめた。
「……なんで抜けようとすんだよ」
目が合う。
先に逸らしたのは、こっちだ。
「……俺ら(幹部)が降りて」
「それで終わりだ」
「組は潰されるまでもない。そのうち消える」
「……その手筈だった」
「……身売りっすか」
「違う」
「お前らにも、話は行く」
「どうするかは、任せる」
「俺は、あいつ次第だな」
真が、口の端だけで笑う。
視線を戻してくる。
「どうした」
「……やっぱ、噛まれてるんすか」
「マジっすか。ちょっと見せてくださいよ」
「……行け」
――足が止まる。
じわり、痛む。
指先が、無意識に後ろへ回る。
浅くはない。
形をなぞれば、指に引っかかる。
消えたばかりの痕に、別の形が重なる。
……ため息が漏れた。
襖の前で、口を開きかけて、止まる。
呼びかけを、飲み込む。
「……頭(かしら)」
返事はない。
構わず、襖を引く。
「……失礼します」
姿が、ない。
開いた障子の向こう、背中が見える。
……寝ている。
まだ冷える時期なのに。
「……ったく」
脱いだ上着を、そっと掛ける。
その横に、腰を下ろす。
落ちかけた光を、ぼんやりと眺める。
残ってるのは、半分もいない。
若も、預ける段取りはできていた。
養子だ。
しつこく狙われることもない。
視線を落とす。
面影の残る顔。
そっと、額の髪を払う。
……わずかに、身じろいだ。
(後書き)
かけたー(^^)
星空→夕日に投稿しました。
スペース確保の時いいね下さった方、ありがとうございます。
悩んでた設定はほとんど裏設定、手直しの時AIに削られていったTT
次書くとしたら舎弟かなー
4/9/2026, 4:43:21 AM