T.red-HERO.

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君と飛び立つ

「ボクと何処かに出かけないか 」
あてもなく、そして何時終わるとも知れぬ・・
でも、Time is now !そんな "旅立ち" が 
イマまさに、漫画のように、
ボクに、唐突に、ウムを言わさず、訪れたら・・

「ボクと何処かに出かけないか 」
そう伝えたとして「しょうがねーな」と言って
何となく、深く考えもせず、
伴侶になってくれそうなヒトは
ザンネンながら・・思い当たらない。

昔はボクにもいたような気がする。何人か。
「ドコいくんだよ」
「勘弁してくれよ」
「あっちに行ってみようや」
「オレもう帰るからな」
「腹減ったよ」
「もう知らねぇぞ」
何やかんや言っても
結局、付き合ってくれる
物好きなヤツが。

(少しボンヤリしていただけなのに)
時は経って、びっくりするくらい経って、
みんないつの間にか荷物を持った。
今となってはちょっと置くこともならぬ。
いや、置くことは考えてはならぬのだよ。
だって、どこにどうやって置くんだよ。
シガラミは長い時間のなかで
君に代わって主人公になったのだから。
君よ、我よ、立場をわきまえてくれ給え。

無理言えないな・・
・・無理言わないでくれよ(笑)




8/22/2025, 3:39:58 AM