手を取り合って
つーん、と互いに目も合わせないだろうことが簡単に予想できてしまう両者があるとき、両者それぞれにつながりの間口を持ってもらうには、何ができるだろう。およそ思いがけなかった解決と調和の流れが奔るさまは、明るく晴れやかな、そこまででないにせよ、希望と活発な平和の気配を感じられるものだろう。
「まともに考えろ、状況の全体をきめ細かく見ろ、しのごの言ってないで手を取り合わんかこのバカども」…と、どストレートに言ったところで耳の蓋が閉じるだけだ。「部長由来のワクチン“莫迦門”」は夢のまた夢。
手を取り合えば、永く尊敬を受ける英雄になれるのに。
7/15/2024, 4:27:45 AM