『凍える朝』
愛していないと言うのなら、どうかお願いです。
私に布団なんてかけないでください。
あなたの1番になれないのなら、私に優しくしないで欲しいのです。中途半端な愛情を受け止め続けられる程に、時間も余裕も持ち合わせていないのです。あなたがいなくても、私は寒くないのです。凍える朝など来ないのです。カーテンの隙間から漏れる朝日が、私を暖めてくれるのですから。弱い女と思わないでください。
それでも、隣で眠るあなたにひとことだけ
おまえなんか、
おまえなんか私の涙に溺れて死んでしまえばいい
11/2/2025, 12:55:40 AM