企業城下町ならではの徒歩通勤だった祖父を会社の正門まで迎えに行って、親の退勤まで祖父母の家で遊んでいた帰りの通り道にある明治の牛乳屋さんで瓶入りのヨーグルトを買ってもらい、庭に置いてもらった小さなブランコでいつまでも飽きずに揺れているその後まもなく一帯の再開発でマンションが建ち、祖父母も定年で隠居し、私も父の転勤で引っ越したその後時々思い出しては、今でも魂だけが庭のあの場所のブランコに揺れに行くのだ : 記憶の地図
6/16/2025, 12:52:43 PM