月見茶

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【手のひらの上】
遠き日に願った。
己を輝かしい目で見つめる彼と、同じ様になれないかと。

流れる星に願った。
夜の空を切り裂く貴女と、同じ様になれないかと。

そんなすれ違いは、何度も続く。
そんな事に、二人は気付かない。
気付ける筈が無いのだと、神は笑って酒杯を傾けた。

4/26/2026, 1:13:17 AM