『わー!!!!!わー!!!!!』
『落ちたー!!!!!』
いろんな人たちの悲鳴が響き渡る
テテテ………黒メガネを掛けた男キャストは
ゲストに成りすましては、化粧をして化ていた。
緑谷出久
『皆んな、こんにちは♪ニューヨークが主催…』
トントンと緑谷出久の肩を叩く死柄木
(小声で)
『セリフが違う。俺がプレイショーやるから緑谷、
見とけ』
緑谷出久
『わかったよ死柄木』
ゲストたち
『ふふ』
ゲストたちに笑われながらも雰囲気を壊さずに
緑谷出久は
『シリキウトウトの孫です!』と、
アドリブ発言をしてゲストたちに
『シリキウトゥンドゥのことでしょ!』
と、ゲストの周りが笑顔になる度に空気を和ませながら
死柄木が堂々としながら
1番前に来てゲストを見て笑顔で発言した
『皆さん、こんにちは。ニューヨーク市保存協会が主催するタワーオブテラーのツアーへようこそ。ここ、ホテルハイタワーにある貴重なコレクションは全てホテルの創立者、大富豪で探検家のハリソンハイタワー3世が集めたモノです。1899年12月31日ハイタワー3世は、ホテルで記者会見を開きアフリカの秘境で手に入れたシリキ・ウトゥンドゥと呼ばれる奇妙な偶像を公開しました。そして、その夜、彼は行方不明になりました。まもなく扉が皆さんの方へと向かって開きます。』
死柄木は、ゲストたちを次の部屋へと案内して
緑谷出久と共に次の部屋へと入室。
死柄木
『あれ?荼毘は?』
荼毘も死柄木と同じキャストとして働いているのだが、
今日は居ない。
死柄木
『緑谷、荼毘を見なかったか?』
緑谷
『黒メガネを掛けた人、荼毘さんに似てた』
死柄木
『そうか…ありがとよ』
と、冷酷な笑みを浮かべた。そして、
死柄木から緑谷出久に、キャストセリフ交換した。
(ココから読め)
本番前に2人でキャストセリフをする
緑谷出久は、小声で練習をしたが
『このグウゾー(偶像)がシリキウトウト(シリキ・ウトゥンドゥ)です。』
と、キャストセリフを間違えたので、また死柄木弔が
キャストセリフを言う担当になった。
死柄木
『緑谷は、新人のバイトだもんな。俺は先輩だ。だから
ずっと見とけよ。緑谷』
と、冷酷な笑みを緑谷出久に向けて発言して発した。
『この偶像がシリキウトゥンドゥです。落下した
エレベーターから見つかったのですが、ハイタワー3世は謎の失踪を遂げました。それでは、此処でその謎の失踪の鍵を握る彼の最後の記者会見の録音をお聞きください。』
死柄木は、影で見守っていた緑谷のところへと行き、
記者会見の録音を2人とゲストと共に聞き流していた。
〜まもなく皆さんを〜
仕事をサボる荼毘
『バレずに乗ったぜ〜、最高だぜ〜』
志村新八
『えー!!!!!乗るのー!?やだよー』
新八は、シートベルトを締めようとしたが、隣の席に座っている黒メガネを掛けた荼毘の手にぶつかった
荼毘
『……………(バレていないよな?)』
志村新八
『………(疑う目線)』
〜業務用エレベーターで最上階にある〜
志村新八
『…………』
〜ハイタワー3世の部屋へご案内します。〜
志村新八の隣には銀さんが座った。荼毘の隣には
志村新八とエレンイェーガー
〜安全の為〜
その頃、荼毘が仕事をサボってアトラクションに乗ったという報告が死柄木弔のところへきた。
死柄木弔
『仕事をサボりやがって…』
〜エレベーター内では〜
銀さん
『あーー!!!!!』
立ち上がったり手や足を外に出したりしないで下さい。また、シートベルトは、しっかりと締め外さないようにお願いします。
お子様からは目を離さないで下さい。そして、落としやすいモノはしまい帽子やメガネは、飛ばされないようにご注意下さい
銀さん『ah!!!!!』
In a few moments ……………………………
神楽
『英語なんて言っているか分からないアル』
荼毘は死柄木に気づいてゲストに成りすまし
エレンイェーガーに声をかけた
荼毘
『ディズニーお好きなんですか?』
エレンイェーガーは荼毘の言葉に応えた。
エレン
『And those rushing feet』
(訳、何処かへ行きたくて)
荼毘
『ふーん』
死柄木弔が荼毘のシートベルトを触り確認していた。そしてチラッと荼毘かを冷酷な笑みを浮かべて荼毘を見ようとしたが、エレンイェーガーが邪魔でよく見れなかった。
エレン
『come here』
(訳、ココに来た)
荼毘
『へー』
シートベルトを確認した死柄木は、外に出て
荼毘と死柄木の目線が合い、死柄木だけ冷酷な笑みを浮かべてアトラクション開始された。
『愚か者が、なぜ、忠告を聞かなかった
だが、1番愚かだったのは、この私だ。
世界中の珍しいモノを集める事に
心を奪われ、我が身の破滅を招いてしまったのだから。
私は、あの恐怖を
永遠に繰り返す運命なのだ
チン…
呪いの偶像だと?
シリキウトゥンドゥの目が!?
チン…
さぁ、手を振って
この世の自分に別れを告げたまえ
新八が荼毘の袖に涙を流す
『怖すぎ!銀さーん!!』
『俺は、銀さんではない。だヒ………燈矢だ。』
エレン
『why oh why why oh why』
(訳、あぁ、どうして)
最上階へと行き景色が見えたが
一瞬にして
ヒーーーー!!!!!
悲鳴が響き渡る
諸君は助かった。だが気をつけろ
恐怖への誘惑に取り憑かれてはならん
二度と戻って来るな
荼毘は、最後に降りたら冷酷な笑みを浮かべる死柄木弔と、笑顔の緑谷出久に遭遇
八つの掟
崇拝すること
燃やさないこと
閉ざされた場所にしまわないこと
おろそかにしないこと
馬鹿にしないこと
他人に渡さないこと
放置しないこと
恐れること
死柄木『荼毘これやるよ。シリキウトゥンドゥの
マスコット。呪いは、この俺がやった』
荼毘
『恐れました…』
死柄木『これからのシリキウトゥンドゥは、この俺だ。八つの掟の中で、毎日どれかの掟をしろよ…』
と、冷酷な笑みを浮かべながら
荼毘『はい…』
緑谷出久は、『独り言で馬鹿にしないよ!崇拝したし、渡していないし!と
ブツブツと独り言をしていた
2024/11/24(日)[テーマ]落ちていく
11/24/2024, 6:24:48 AM