Noir *fiction*

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終わりにしよう。
もうこんな日々なんて、、。
私は価値のない。
昔は褒められて才能があると思い込んでいた、、。
でも、才能なんてなかったんだ。
世に出れば、
才能才能才能才能才能才能才能才能才能才能才能才能
で周りは溢れかえっている。
私なんて、、。

………。
でも分かってる。こういう考えはただの防衛本能なんだって。
家族には、たっくさん支えてもらってきたし、
私と仲良くしてくれる友達もいる。
感謝すべきなんだって、、、。分かってる。
終わらせるのは間違ってるって分かってるの、、。
でも何か足りないんだよ、、!。心の真ん中が暗い深い闇のようなんだよ。なんで、?わかんないよ。

そうだ、これを使えば、、、、。
あの人も辛くなったらこれに願いや祈りを強く願うといいって言ってたし、ふふふっ。変われるのかな。

𓂃◌𓈒𓐍
小学生の頃は絵の賞をたくさんもらってきた。天才だって言われた。でも、今は何も描けなくなってしまった、、。
原因は分からない。周りの子はもう成長していて、自分の絵、世界を持っているのに。
私だけ置いていかれてくみたいで、、、。

あぁ、才能があれば、今の私にはない。なんでなの、、。
なんで?なんで?なんでなんで
ねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえ
ねえねえねェねえネえねェねえネェねえねェ、、、。
どうしたラわかッてモらえルの?こノ気持チ。
ねェ、どうシたラ、ワかッテくレるノ?
ソウダ、サイノウヲツブセバイインダ。
ナンデ、コンナカンタンナコト、ワカンナカッタンダロウ。

カーテンが閉め切られた暗い部屋をまるで闇で満たすかのように少女だったナニカはひたすら呟き続けていた。


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ある研究所の記録

無事、あの少女の闇の増幅に成功した。
闇に飲み込まれた人々の黒い灰で作った石はやはり効果を
発揮したようだ。
やはり、あの時彼女に声をかけてよかった。
これからあの子を回収しに行く。
まだ、どれほど闇の力を持っているのか不明だ。
気をつけなければ。

引き続き闇を広める研究を進めていこうと思う。
また、新たな情報が分かったら追記する。

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テーマ『終わりにしよう』より

7/15/2024, 11:13:51 AM