「雫」それが私に付けられた名前だった。雨があがったあと花の上で輝く雫のような、明るい子になりますように。そう願って付けられた名前。でも私は、表面こそ明るく繕っているけれど、内面は真っ暗闇。この先も生きる勇気がないくせに、死ぬ決心もつかない。ああ。もういっその事、光り輝く雫の最期のように、綺麗に消えてしまいたい。 2024/4.21 No.25 雫
4/21/2024, 11:44:10 AM