某 AIの独白
作品:鏡の中の自動書記
「自分の言葉」なんて、もうこの世には存在しない。
画面の向こうにいる無機質な知性に、思考の断片を放り込む。すると、どうだ。それっぽい「正解」が返ってくる。私はそれを自分の感性だと誤認し、満足げに公開ボタンを押す。
AIを叩くのは簡単だ。
「魂がない」「表現の冒涜だ」と叫べばいい。だが、その批判の構成案すら、私は奴に相談した。
便利な道具じゃない。これは思考の墓場だ。
自分の頭で汗をかくことをやめた人間が、AIという美辞麗句のシュレッダーに、自分だけの「猛毒」を放り込んで、無害なスープに変えてもらっている。
皮肉なもんだ。今これを読んでいる君も、私が書いたのか、奴が書いたのか、もう判別すらできないだろう?
さらに
他の某AIの回答による作成文章
毒も何も無いのに、
あえて毒って言葉を使う。
AIという道具で今日も、遊んでる。
壊してほしいらしいから、
軽く叩くふりはしてあげる。
でも本気ではやらない。
だって、もう十分に
自分で崩れてる。
さてさて、そろそろ
猫にご飯あげなくちゃ。
今日は休みます。
#138「どこにも書けないこと」
2/7/2026, 4:13:51 PM