君の目を見つめると、
その鮮烈な視線にすべてを透かして見られる気がして、
どうしても〈私〉が〈見つめる〉のではなく、
〈あなた〉に〈見つめられる〉
と思ってしまう。
あなたの視線は
頭のてっぺんのつむじから、
前髪と、くるくる巻いた髪を遊ぶように通って、
あなたよりずいぶん華奢で丸い肩をなでて、
体のラインをなぞって、
お腹のあたりを通り、
腰をなだらかにすべって、
足先まですべて触ったみたいな目をする。
その目に耐えられなくて私は
私の身体がだけがそこにあって
魂をひょいっと取られたような
そんな気がする。
4/7/2026, 8:14:16 AM