あの頃、どこにいても居場所がないような気がしてた。誰かといても、ひとりでいるような寂しさがずっとつきまとってた。それでも今、まだやれるって思えるのは側にいてくれた人のおかげ。
友達へ。ふざけ合った昼休憩、くだらない話で笑い転げた日々。悩んでるのに「大丈夫」なんて言ったときも、何も聞かずに隣にいてくれた。気づかないふりをしてくれて、ありがとう。みんなと過ごした時間は、どんなに傷ついた日よりもずっと大切で心に残る。
先輩、後輩へ。憧れだった先輩の背中、私もああなりたいって必死に追いかけてた。時には怖くて、時には優しくて、先輩方が受け継いできた伝統が、気づけばそんな背中が、私自身を形作ってた。後輩たちは、どんな私でも慕ってくれて、頼られることで強くなれた。先輩としてカッコよくいたかったけど、結局、みんなに支えられてた。みんなのおかげで充実した。
先生へ。学校だけが世界だと思ってたあの頃、自分の居場所は狭くて、小さなことで絶望して、勝手に諦めかけた。でも先生の言葉が、心の奥でずっと響いてた。「とにかく楽しみなさい。」って、「君は強い。」って、本当は何の根拠もなかったのかもしれない。それでも叱ってくれたから、信じてくれたから、ここまで来れた。
いじめられた中学時代。私はどこにいても透明人間で、綺麗さっぱり消え去りたいと思ってた。無視されるのが普通で、笑われるのが日常で、痛みは慣れない当たり前になった。でも、その痛みの分だけ、強くなれた気がする。偽善じゃない優しさも、同じ環境の人に声をかける勇気も、あの時間がくれた。
久しぶりに再会した同窓会、覚えているのは私だけだった。まだまだ憎しみが消えるわけじゃないけど、そろそろ感謝に変えられる気がする。
唯一夢中になれた部活。すべてが嫌いだったあの頃に、唯一逃げ込める場所だった。悔しくて、苦しくて、もうダメかもって思ったことなんて何度もあった。でも、それでも続けた自分を誇りに思う。泣きたくなるほどの努力は、確実に私を変えてくれた。あのときの自分、あの場所、私の仲間はいつも最高だった。
苦しい時期には毎日繰り返し聴いたちゃんみな。痛みは美しさに変わるって、今なら信じられる。
2025/02/15 ありがとう
2/14/2025, 7:31:14 PM