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言葉にできない:



あなたの魅力を、素晴らしさを、ずっと見ていたいところを、両腕でも抱えきれないほど知っている。

だというのにポンコツな脳みそが、怠惰な声帯が、心臓の隙間からまろびでた臆病さが伝える術を一つずつ取り除いてしまう。

取り残されたものをどうにか継ぎ接ぎに組み立てた不格好なものでも、あなたは大輪の花束でも受け取ったかのようにしてくれる。そして本当に渡したかった思いもきっと汲んでくれている。それも分かっているけれど、だからいいやとはなれないのだ。

どうか、自分の口から出せるなかで一等美しいのをあなたに受け取ってほしい。届けることも未だできていないが、どうかそうあってほしい。

そんなささやかな苦悶にああでもないこうでもないと手を焼く私すらも、あなたは愛してくれていると知っている。

それがこんなにも嬉しいというのに、愛おしいのに、今日も何一つ言葉にならない。

4/12/2026, 8:40:51 AM