長距離バスでの小旅行。帰りの車内で君がぽんやりとした声になったから俺はもたれかかって寝て良いよと言った。ごめん、とひとこと呟いてすぐに眠った君。可愛い寝顔。他のやつに見せたくなかった。俺は少しも眠たくなくてひざ掛け代わりにした上着の中でこっそりと君の手を握った。ひとつのベッドで眠るようになってからもこうして眠る君の手を握ることがある。なあお願いだよ。俺頑張るから。これからもずっと俺の隣でその寝顔を見せてくれ。ずっと隣で
3/13/2024, 1:12:00 PM