永久機関に憧れている。
外部からエネルギーを与えなくても、何らかの仕事をし続ける装置。でも実際は存在しないらしい。
加わるエネルギーなしに動くものはこの世に存在しないという熱力学の基本原理に反しているから、らしい。
詳しいことは素人の私にはよく分からないが、永久機関というかっこいい名だけでなく、存在もどことなく希少価値を感じられてかっこいい。
外からの熱を与えられずとも自分自身の力で動き続ける装置って、どんなものだろう。想像がつかない。ミーハーな心はさらにくすぐられるばかりである。
しかしながらふと思う、熱力学とか小難しい話で決めつけなくても、きっと人間の心にも永久機関があるはずだ、と。
永遠なんてあり得ないと言われるかもしれないけれど、あると思えばあるはずだ。
そう、「ない」なら「ある」になるまで動き続ければ良い。
永久機関が存在しないように永遠の愛も存在しないとは限らない。人間の心には必ず熱がある。
お題/永遠に
11/1/2024, 12:49:20 PM