お題「ルール」
いつも自由を求めてた
ルールに縛られたくなんてなかった
誰かが決めた正しさじゃなくて
ほんとの僕にかえりたい
退屈な日々にさよなら言って
重い鎖を断ち切って
希望と決意に燃える瞳で
輝く青春見つけよう
そんな妄想しているけれど
なかなか現実は、そうはいかない
朝、目が覚めて、洗面所
背筋を伸ばして、いただきます
机の上はいつでも綺麗に
夜が更ける前に、おやすみなさい
歯向かうでもなく、逃げるでもなく、同じ仕草を、繰り返してる
そもそも僕は暴れたいわけじゃないんだ。髪を染めたり制服を着崩しても全然格好良くないし無駄に大人に歯向かったり喧嘩しても何の意味もないだいたい普段からそういう態度しているといざという時にもきちんとした振る舞いができなくなって
けれど僕は目を奪われた。
日差しの様な、あどけない笑みで、魅惑の視線を振りまいている。
長い手足の機敏な肢体は、踊って跳ねて、天真爛漫。
背中にはえてる見えない翼は、飛び立つ天使か、鳳凰か。
手を引く未来も知らず存ぜず、踏み出す先は思いのまま。
僕は堪らず、そのこにたずねた。
どうしてそんなに自由でいられるの?
そのこは振り向くと、いつも通りの笑顔で答えた。
ルールを尊重しているからだよ
僕は目を丸くして、呆気にとられた。
4/25/2026, 8:35:34 AM