背を追い越した ぬいぐるみ 目線を合わせて
麦わら帽子を被せたら まだ終わらない夏
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そこまでぬいぐるみの収集癖はないはずなのですが、贈り物でいただいたりして、ちょっと大きめのぬいぐるみが、必ずおうちにいます。初代はウサギのチャッタン、今はスヌーピー。
その頭に被れなくなったりした季節の帽子をポンと置くまでが衣替えの儀式。立秋とはいえ、しばらくは息子が園児として被っていた麦わら帽子かな。
今日の脳内BGMはあいみょんのマリーゴールド。グリーンラベルのCMの2人が可愛くて好きでした。あの世界の樹々になりたい。
大人の園芸用の麦わら帽子も欲しくなり、実用的で気持ちも上がるような良いのないかなとついAmazon達で検索。一言麦わら帽子で調べても、実際に本物の麦わらを素材とするとのは一握りなんですね。高級でなくて良いんだけどなぁ。
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せっかく調べたし、麦藁が中空でストローとして使われていたのとから言われるストローハットの多種な素材をメモしておこう。
麦藁 日本では、麦稈真田(ばっかんさなだ)という裂いた麦藁を編んだ真田紐をぐるぐるミシンで縫ったものが一般的だった。ブレードものという。幅が狭いほど高級。真田紐というと一気に日本独自の発展感あるなぁ!他にも編んだりシート状にしたり、いろんな形状がある。他の天然素材と比べてはどうかは不明ですが、紙や化学繊維のものより、遮熱放熱効果が高く紫外線防止効果も高いそうな。
ちなみに中空がない稲藁 叩いて草鞋などに使われる。ご飯炊くのにとても良い火種だって読んだことがある。
麻の種類である、リネン、ジュート、ヘンプ
畳に使われるイグサや、竹なんかもあった。タイあたり、バンブーハットのイメージあるなぁ。
ラフィア 南アフリカやマダガスカル原産のラフィアヤシの葉から取る。樹脂を含み耐水力と柔軟性に富む。畳める、頭にフィットする柔らかさが人気。折れにくく加工しやすいため、現地で草で作るビロードの布のような敷物、籠、帽子、ロープ、伝統衣装など、様々なものの素材として使われていた。
日本でもラッピングの緩衝材や、盆栽等の園芸で幹や花の向きを固定したり、針金が食い込まないように巻いて使ったりするため、紐の状態で売っている。やたらレビューに臭うとかかれている…子牛だとか燻製だとか…気になる!
パナマ帽 エクアドルで栽培されるトキヤ草(パハ・トキージャ)というヤシ科の人の背丈より少し高い程度の草の葉から取る繊維で作られるストローハット。パナマ運河の工夫達と訪れたアメリカ大統領が被ったことからその名がついた。パナマ原産ちゃうんかい。細いものを編んだものほど高級品。因みに高級草履としてパナマ草履なんてのもあった。
パンダン草 東洋のバニラと言われる香草パンダンリーフと同じパンダナス(和名タコノキ属、沖縄ではアダン)の仲間が600種くらいあって、その中でもアボリジニ等から昔から敷物や籠などの工芸品に使われてきたもの。熱帯地域帯でとれ、東南アジアでは食用に、オセアニアでは加工品に主に利用されてきたものらしい。タヒチのフラダンスで使うラウハラハットもパンダナスで作られたもの。
空芯草 いわゆる空芯菜と同じものなんだろうか。不明だがおそらく違う気がする。
水兵さんに採用されたカンカン帽は、てっぺんを平らにノリで固めたストローハットて、叩くとカンカンいうほどだったのでカンカン帽というらしい。
紙素材のものは比較的安価
化学繊維素材のものはもっと安価
天然素材のものはそれぞれ匂いがあるそうなので、並べて比較してみたいなぁ。ジュートの匂いは苦手だけれど、他はどうかな。天然素材、紙素材は皆洗えなさそうなのは辛いかも。
8/12/2024, 12:28:16 AM