憧れの人には背中を預けられるほど信頼している人がいる。
…羨望と嫉妬で心が沈んでいく。
出逢う時期があの人より俺の方がはやかったら、俺に背中を預けてくれた?
なんて、ただの後輩としてしか見てくれないあなたの背中に問いかける。
でも知っている。
戯れ合える後輩としての距離に、あの人が羨望の眼差しを向けていることを。
長くともにいたが故に気軽に絡むことができなくなっていることを。
少しの優越感、よりも大きな羨望と嫉妬。
…あの人のようにあなたに見合う人になりたい。
231201 距離
12/1/2023, 11:22:49 AM