白い肌。黒を基調とした服装。そんな、彩度の低いお前だから、紫色をした瞳や角が、余計に目立って見えて。何よりも、綺麗で。お前という存在のアクセントみたいに強い印象を残す紫だけど、ごつごつした角が、風になびいた長い髪の毛に隠れるたび、潤んだ双眸が瞬いて揺れるたび、その色さえもモノクロに呑まれてしまいそうで。お前の紫をこの手で守りたい、なんて思ってしまう。【モノクロ】
9/29/2025, 11:13:29 AM