雷鳥໒꒱·̩͙. ゚

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―遠くの街へ―

多くの人が眠りにつく頃
乗客の少ない列車に乗って

窓の外が後ろに流れていく
列車は闇夜を切り裂いていく

古びた屋根の小さな駅
おばあさんが降りた

駅員が見守る明かりの多い駅
若い男性が降りた

私はとうとう列車に一人
寂しく揺られて進んでいく

線路の終わりはどこへやら
遠くの街へとどこまでも

気づけばそこは私の知らない
遥か遠くの名も無き街

3/1/2023, 1:32:31 PM