優越感と劣等感。それはコインの裏表だ。
昨日まで抱いていた優越感は、明日は劣等感に変わっているかもしれない。
薄氷の上に存在している優越感に縋ってなんとか毎日をやり過ごしている私は、さぞかし滑稽に見えるだろう。
ある人は「周囲と比べても意味はない、上にも下にもいくらでも人はいるんだから」と言う。
別の人は「自分は自分でいいと思えればそれで十分。人と比べる必要なんてない」と言う。
あなたたちは、とても強い人間なんだね。
私にとっては自分を支えにして歩いていくことはとても難しい。
自分を信じることはとても難しい。
「人は存在してるだけで価値がある」「誰もあなたの代わりにはなれない」
そんなこと、どうやって証明できるの?
誰かと比べた方が、手っ取り早く答えが手に入るじゃない。
「それじゃあ自分が苦しいだけじゃない」「自分を大事にしてあげなよ」と人は言うけれど、それはあなたが輝いているからじゃないの?
私みたいな弱い人間には、そんな言葉は眩しすぎるよ。
7/13/2023, 12:27:11 PM