Rimelu

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_幽霊_

姉さんの部屋が好きだった。
色が統一されていて、
勉強机も椅子もベッドも、
どれもシンプルなデザインで、
ベッドの隅に並べられた
ぬいぐるみ達が映えていた。
綺麗好きな姉さんなだけあって、
いつ見たってちっとも
散らかっていなくて、
その上少しオシャレな
柑橘の匂いがほのかにするので、
とても居心地が良かった。
どこまでも優しい姉さんの
心の広さに甘えて、小さい頃から、
姉さんの部屋で寛ぐことが多かった。
しかし、姉さんの笑顔は
日に日に減っていった。
あんなに綺麗だった部屋も、
今では散らかっている。
部屋の状態は心の状態を表すと言うし、
心の余裕がないと、
部屋が汚くなりやすいと聞く。
私が、お掃除してあげられたらいいのに。
部屋を片付けることも、
相談に乗ってあげることも出来ない自分。
姉さんの近くに生まれ変われたら、
姉さんの心を、
少しは軽くしてあげられるかな。

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最近暑いですね。
熱気と湿気がサウナみたいで、
梅雨の切れ間って感じがします。
今日はあまりの暑さだったので、
お題ガン無視で、意味がわかると
ゾワッとする話を意識して
書いてみましたよ。
いかがでしたでしょうか?
かなりふわっと書いたせいで
情報が少なくなったので、
色々な解釈が出来ると思います。
ちょっとでも涼しくなって貰えたなら
幸いです。気まぐれでこういう話も
出していくつもりなので、お楽しみに。
今夏も乗り切りましょうね。
珍しくいっぱい喋った、
書き手の Rimelu でした。

2024.7.5

7/5/2024, 1:48:02 PM