旅路の果てには、必ず場所が決まっている。それは我が家である。少なくとも1日半以上は窓の閉め切った部屋は、少し湿気のこもった感じでもあるし、埃っぽくもある気がする。窓を開けてみると、反射的に肺が新鮮な空気を吸い込んで、美味しいとさえ思う。久しぶりの我が家に帰ってきたら、ホッと心身ともに休めたと感じるし、手土産のお菓子もつまみながら旅についての思い出話で花咲かせるのだ。旅路の果てには、帰る家があるから。旅も心置きなく楽しめるのだ。
1/31/2024, 12:31:14 PM