イカワさん

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俺の好きなあの子はあの人が好きらしい。

あの人はあの子のことが好きらしい。

お互いその事には気づいてないらしい。

つまり両片思いってやつ。俺の入る隙なんざない。

この恋愛ストーリーでは俺はモブBってとこだ。


アイツがあの子に告白したらしい。

ついにもどかしい恋が実ったんだと。

あの子の笑顔が夏の向日葵みたいに輝いている。

……特にアイツの前では。

世界中の画材を集めてもあの子の幸福は描けないだろう。

相思相愛、おしどり夫婦の2人だが、嫉妬深いわけじゃなかった。

だから、この俺がまだ入ることができた。…モブとして。

あの子に一日一言話しかける。

少しずつ少しずつ話す距離を縮めていく。

あの子の目は茶色がかっていて、なんとも言えない透明感。

ずっと見ていたい。

短くで少し跳ね気味の髪をフワッと撫でる。

「花びらが付いてたよ。」と言って。

桜色の頬の君を見つめる。その時間が幸せだった。

距離が縮まって、ついにあの頼みごとをしてみた。

「よかったら家に来ない?」

あの子はLINEを確認して、

「いいよ。初めてだから楽しみだな〜。」

と、ふわりと笑って答えた。

予定表を睨んで決めたこの日。

有意義な時間にしてみせる。

あの子は緊張しつつも家に上がった。

すぐ自分の部屋に導いてホットミルクとクッキーを出した。

可愛い。

ミルクを一生懸命に冷やしてちびっと飲んでいる。

クッキーも少しずつ。一口が小さくて可愛い。

何を食べても美味しい!と目を輝かせてくれる。

ホットミルクが空になって。

打ち解けて、空気があたたまった。

安心しきったのか、あの子はウトウトし始めた。

「無理して起きなくていいんだよ。
       泊まっていけば良いしね。」

布団をかけてあげると、すーすー寝息をたてはじめた。


…やっと寝てくれた。

このために親が家に居ない日を待っていたのだ。

眠いはずなのに、ウトウトしながらも俺の話に相槌を打ってくれた。

きっと不思議な味だったホットミルクも笑顔で飲み干してくれた。

どこまでも愛おしくて可愛い。

やっぱり諦めなれない。

ぽかぽかのあの子の指を使ってスマホのロックを解除。

あの子は日記をつけている。

素早くスワイプして目に内容を通す。

「よし…間に合った!」

まだこの子は綺麗なままだ。今だけアイツに感謝だ。

まず、写真を撮る。

慎重に服を脱がせる。無防備に寝ちゃって、可愛いなぁ。

手足を紐で縛る。

口には布をかませる。

これで準備は整った。

上半身も堪能したいけれど、それは後々。

ローションをお湯に溶いて、ほぐしてあげる。

あ、目が覚めたの?大丈夫だよ。ほら冷たくないでしょ?

痛くもないでしょ?俺なら痛いことはしないからね。

そんなに怯えないでよ。怖くないからね。

暴れても無駄だよ。君の力じゃ無理でしょ?

……こんな時までアイツの名前出すの?

今は俺の指に集中してくれないかな。

ほら気持ちよくなってきたでしょ?正直になりなよ。

声出して良いんだよ。苦しいでしょ?

あ、出たね。気持ちよくなっちゃったんだね。

俺のも咥えてもらおうかな。

歯立てないでよ?手出るから。

んっ…はは、出しちゃ駄目だよ。ちゃんとごっくんしてね。

ふぅ、じゃあそろそろ…。

あぁ大丈夫だよ。痛くはしないよ。はーい力抜いてね。

暴れないで。乱暴したくないからさ。

ほらっ…入ったよ。キツイね。大丈夫慣れてくるよ。

もう痛くなくなったでしょ?ほら泣かないで。

ちゃんと集中して感じてよ。動くよ。

え、何?ゴム?着けるわけ無いでしょ。

妊娠しないんだから。勿体ないじゃん?

っ…締まったねぇ。ココが良いところなんだね。

もっと突いてあげる。

おっ、また出たね。そんなに良かったの?嬉しい。

あっ、うっ、俺も出るっ…受け止めてね。いくよ。

はあっ…ふふ…は〜、最高。

…まだ泣いてるの?悲しい?

初めてがレイプなんて悲しいよね。

でも、彼氏より俺のほうが上手いよ?絶対。

ね?気持ち良かったでしょ?何回もイッちゃってさ。

そろそろ外も暗くなってきたね。どうする?泊まってく?

帰るの?まあそうだよね。

ふふ…ちゃんと洗うんだよ。

お腹壊しちゃうかもしれないからね。


帰宅準備早いね〜。

あ、因みに動画撮ってたからね。

ふふ…そんな顔も可愛い。

明日も家においでよ。断ったら…分かるよね。

じゃあね。帰り、気を付けて。

また明日。

5/31/2025, 2:12:50 PM