未知の交差点
夜の街を抜けて
見慣れた道が急に違って見えた
信号の灯りが滲むたび
心の奥で何かが揺れた
君の言葉の裏に
隠された「さよなら」を感じて
知らないふりして笑ってた
強がりが呼吸になってた
愛はいつも選べない
未来の地図なんてない
ただ、君の手を離せずに
立ち止まってた交差点
過去と今の狭間で
行き先のない恋が泣いてる
たとえ遠回りしてもいい
君と歩きたかった
もしも時が戻るなら
もう一度あの夜に立って
君の名前を呼ぶ勇気を
この胸に探してた
見上げた空の下
ふたりの足跡が交わる場所
運命(さだめ)という言葉じゃ
片づけられない痛みがある
未知の交差点で
君と出会えた奇跡
たとえ別々の道でも
この心は、まだ君を見てる
10/11/2025, 9:59:16 PM