めるとん

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昨日の説明あります!!是非ご覧下さい

1年後……。1年間同じクラスでわかった事は、彼女の性格は僕の幼馴染にどこか似ているところがあった。

なにか…幼馴染の心が、まるでこの人に入ったみたいな。それに、彼女は時々こんな事を言う。

「あの日、見たくないものを見ちゃったよ。」

……と呟く。海岸の堤防に登って1人でいる時も、沈んでいく太陽に手をかざしている時も、まるで僕の過去を知っているかの様に。彼女は絶対にその独り言を言うんだ。

彼女に、彼女に初めて会った時僕は「笑って」という励ましの言葉さえ振り払った。付け加えて「笑って、なんか…他人に言われたくない。」と。

最悪な突き放し方をした。でも、でも彼女は何回も何回も僕に話しかけてきて、会う度にその独り言を言っていた。

彼女になら、彼女ならわかってくれる。僕の過去を受け入れてくれる。

明日、思い切って話してみよう。

昨日の解説です。
幼馴染の死で笑えなくなってしまった「僕」は新しいクラスメイトの「彼女」に出会います。彼女にとって不機嫌そうに見えた顔だったのか、彼女は「笑って。」と言い出します。しかし「僕」は他人に笑ってなんか言われたくない。と呟いてしまいました。

ここで、幼馴染の事を思い出してしまいます。ホームセンターで話しかけてきた幼馴染。出会った時の事を思い出したのかもしれませんね。

そして事故に遭ってしまった瞬間の事も思い出してしまいます。「あの時僕がついて行っていれば……」は、僕は幼馴染が出かけるのは知っていた。でもついて行かなかった。だから事故に遭ってしまったんだと、自分を責めています。

最後の「偶然出会った幼馴染は大きな音と共に空中に飛んだ」この文章が気になる方もいると思います。これは、「僕」は幼馴染が出かけた後、「僕」も出かけて偶然幼馴染と会った。そしてその出会った瞬間に「空中に飛んだ」車に跳ねられてしまったという事です。

明日、今日のお話の解説をします。
「もっと読みたい」を押して頂けると幸いですm(_ _)m

5/8/2024, 12:11:56 PM