Lacryma

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この町の空には何年かに一度星が降る

その日には初恋が叶うなんて噂が広まって

人々から初恋の日と呼ばれるようになった

私はそんな話、いつもなら信じていなかった

でも、恋をしてしまったから

それが叶わない恋だと、わかっていたから

ありもしない奇跡に縋りたくなってしまったの

誰に嗤われてもよかったよ

この日までは、きっと想いが届くはずだなんて

ありもしない奇跡を信じることができたから

だけどひとりになるとダメだった

ただの幻想的な現象に夢を見て

どうして叶えてくれなかったの、なんて

夜空を流れる石ころに泣き縋ってしまうんだもの

5/7/2026, 2:31:02 PM