どれほど頑張って努力しても、報われないのを知っている。
だからこそ、本当の目的の為に行動を起こすことは、恐ろしい。
だけど、本当にそれが真の願いなら、私たちは進むことを辞めることは出来ない。辛くても苦しくても、諦めようとしても、逃げ出したって。がむしゃらに、なりふり構わず、気づけばそこに向かってる。
本当に願い、その知識と道のりを理解してしまった時、私たちの運命は周り始める。私たちは、求める情報を目の前にした時、知的欲求の衝動を抑えられない。
だから、心配しないで。
一歩進むだけで、道を切り開くための石ころは転がってる。どの石ころを選べばいいのか分からなくて、手当り次第拾うこともあるでしょう。それもまたあなたの道。最初から正解を当てる必要は無い。
正解を知っている人達は、みんな損をしている。
寄り道や回り道にある宝物を見逃している。
みんなと同じ道を選んで、みんなと同じことをする人生に、なんの意味があるのでしょう。
それを選んできた人達は、すべからく心を失っているはず。
けれど心を失いたいと思って、彼等はその道を選んではいないのだ。
だから、目の前の石ころを必死に拾う者を嘲笑いたくなってしまう。
石ころの価値に気づいて。
石ころに必死になる自分を誇りに思って。
それは私たちが失くしかけている、大切なこころかもしれない。それを知るだけで、その努力は決して無駄にはならないのだ。
3/3/2024, 1:20:14 PM